自治体・施設のページと「確認日」の考え方
営業時間や料金は変わります。変わるものを載せるときに、何を一緒に書いておくべきかについて。
その資料は何か
ビーチの設備、駐車場の料金、施設の営業時間といった情報の一次情報は、その施設の運営者か、管理している自治体のページです。観光情報サイトのまとめではなく、管理している側が出しているものを見に行く必要があります。
何が分かって、何が分からないか
運営者のページから分かるのは、そのページが更新された時点の状態です。分からないのは、それが今も同じかどうかです。多くのページは更新日を書いていないので、いつの情報なのかが判別できません。
つまり、公式ページを見て書き写した情報にも、確からしさの上限があります。「公式に書いてあった」は「今も正しい」を意味しません。
だから確認日を書く
そこで、変わりうる事実には、いつ確認したのかを一緒に持たせています。ビーチのデータベースでは、属性を一つ埋めるたびに、どの出典から取ったのかと、いつ確認したのかを1件ずつ記録しました。
確認日があると、読む人は自分で判断できます。半年前の確認日なら電話して確かめよう、昨日なら大丈夫だろう、という判断です。確認日のない情報は、この判断ができません。古い情報が有害なのではなく、古さが分からない情報が有害です。
現地で確かめたかどうかを分ける
公開情報を整理しただけのものと、現地で実際に見てきたものは、別の欄で管理しています。前者は運営者ページの内容を確認した日、後者は実際に足を運んだ日です。
現地確認の欄は、まだ埋まっていないものがあります。埋まっていないまま公開しているのは、確かめていないものを確かめたように見せないためです。空欄はサイトの完成度としては見栄えがしませんが、そこを埋めて見栄えをよくすると、情報としての価値がなくなります。
運用で気づいた癖
- 「不明」を隠さない。 駐車場の料金が確認できない場合、無料でも有料でもなく「未確認」として数に出す。隠すと、調べ直す必要がある場所が読む人に分からない
- 一次情報が存在しない場所がある。 公式のページが無い、地図上の位置が特定できない、という場所は実在する。その場合は仮掲載であることを明示するか、載せない
- 飲食店は特に動く。 閉店・移転が多い分野なので、掲載前の確認は必須。確認できなければ載せない
この記事の元
この記事は、「おきなわビーチナビ」と「みはまさんぽ」の制作で実際に起きたことから書き起こしています。 一般論としての資料解説ではなく、この運営で当たった範囲のことだけを書いています。